アメリカの改革運動とは?・・・その2
十九世紀末に顕著となった工業化と都市化の進展並びにあい次ぐ不況は、アメリカに大きな経済的・社会的問題を引き起こし、これにいかに対応するかは重要な政治課題となっていました。
従って革新主義運動と呼ぽれる改革は、政治が経済および社会問題に介入し、これを通じてアメリカ社会をより秩序あるものにしようとした改革でした。
ただし、革新主義運動は一つのまとまった運動体ではなく、現状の改革を追求した多様な運動であった点に特色があります。
その担い手や支持者には、中産階級や専門家、都市の下層階級、さらに農民や労組なども含まれており、彼らの目指したものは、単に政治改革のみならず企業規制、女性・少年労働者の保護から消費者、自然保護、また禁酒法など多岐にわたっていました。