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2010年08月 アーカイブ

アメリカの改革運動とは?・・・その2

十九世紀末に顕著となった工業化と都市化の進展並びにあい次ぐ不況は、アメリカに大きな経済的・社会的問題を引き起こし、これにいかに対応するかは重要な政治課題となっていました。

従って革新主義運動と呼ぽれる改革は、政治が経済および社会問題に介入し、これを通じてアメリカ社会をより秩序あるものにしようとした改革でした。

ただし、革新主義運動は一つのまとまった運動体ではなく、現状の改革を追求した多様な運動であった点に特色があります。

その担い手や支持者には、中産階級や専門家、都市の下層階級、さらに農民や労組なども含まれており、彼らの目指したものは、単に政治改革のみならず企業規制、女性・少年労働者の保護から消費者、自然保護、また禁酒法など多岐にわたっていました。

アメリカの改革運動とは?・・・その3

革新主義運動に参加した人々は、自由放任が社会の幸福と進歩をもたらすという十九世紀の固定観念を捨てさり、人間の努力による社会の改善が可能であると信じ、また社会の改善と進歩が政府による経済と社会への干渉によってもたらされると考えたのでした。

こうして革新主義運動は、市、州および連邦政治を舞台として展開され、多くの改革が実現しました。

まず、市政改革者が目指したのは直接民主制の導入、市政の粛清と能率化、税制改革、公益企業規制、社会福祉の増進などでした。

他方、州政治レベルの改革者は、直接民主制の導入、税負担の公平化、鉄道料金の規制、公益に関係の深い企業の規制、労働者のための社会労働立法の達成などを目指しました。

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